Dルートで行こう

ハック日記

参照するDNSを変更しよう! -Anonymous DNS-

DNS Leakは調べていただけると分かるが、とにかくTorなんかで匿名化している人には厄介なものである。

 

torify torsocks というコマンドはTorsocksを無理やり吐かせてくれるものだ。

デフォルトでDNS漏れを防ぎ尚且つ、UDPからの接続を完全に防いでくれる。

ちなみにTorブラウザの最新バージョンはDNS漏れを防いでくれている。

 

ただ個人として普通のOpenなDNSを使っていると少し気持ち悪い気がしたので

参照するDNSを変更する手順を書いておく。

 

私の環境

OS: KaliLinux(つまりDebian)

wifiインターフェイス名:

 

 

CentosなどDebian以外の方のDNS変更方法は

/etc/resolv.confに

nameserver 8.8.8.8 

 をかく。ちなみに8.8.8.8はGoogleがOpenにしているDNSだ。しかしNTTのOpenDNSの方がスピーディだと聞く。(DNS参照レベルで早さ云々を問うて回るタイプの人は嫌い)

 

しかし、KaliLinuxなどDebian系のOSはそうはいかない

上記のようにresolv.confを直接指定してnetworkingをrestartしてもnetworkmanegerというnetworkまわりのすべてを統括するDONが

元のnameserverに書き直してくれる。

 

そうならないように今回はnetworkmaneger側を弄ってそちらからDNS参照を指定する。

まずコマンド、GUIでnetworkmanegerを弄ろう

 

nm-connection-editor 

 

f:id:relorelo:20150815165541p:plain

 

次に私の場合はwireless(つまりwifi)を使っているので

wirelessタブに移動し、自分の普段使っているネットワークを選択し

edit

 

 

f:id:relorelo:20150815172622p:plain

IPv4 settingsタブに移動

method -> Automatic (DHCP) addresses only 

DNSservers 31.171.155.107

save

の順です。

31.171.155.107が生きて入れば再起動した際から31.171.155.107がDNSサーバとなります。まあとりあえず31.171.155.107はおすすめのnologDNSです。

 

f:id:relorelo:20150815172930p:plain

 

そしてちゃんとcolseボタンを押してください。

最後に再起動すればresolv.confが自動的に書き換わります。

 

 

31.171.155.107 DNSの他のDNSも紹介したいので以下のDNSを紹介します。

 

http://wiki.opennicproject.org/Tier2

 

最後にDNSがちゃんと変更されているかチェック

http://dnsleak.com/

 

  • DNS IP: 31.171.155.107
  • Hostname: 31.171.155.107
  • ISP: Keminet Ltd.
  • Country: Albania

変更終わり

 

このDNSアルバニア、やたらと国旗がかっこいい国です。

政治も踏まえてDNSを選択したい方はあまりアルバニアはおすすめしません。国が監視してそうだからです。